八王子の高尾山の麓にある『ホテル鳳凰』です
この記事をご覧いただきありがとうございます。
今回のご質問は、「ラブホテルと普通のホテルとどこが違うのか?」というものです。
この記事ではホテルにはどんな種類があるのかを少し詳しく解説しています。
ご承知のとおり、普通のホテルにも以下の通り、色々な種類があります。
1.シティホテル
シティホテルは、主に都市の中心部に位置しているホテルで、多くの客室とレストランや宴会場、結婚式場などの施設があります。
日本系では、帝国ホテル、オークラホテル等、外資系では、ザ・リッツカールトン、ウェスティンホテル等があります。
2.リゾートホテル
リゾートホテルは、主にリゾート地に位置するホテルで、海やゴルフ場の近くにあり、家族旅行や会社の慰安旅行等に利用され、それぞれの土地のレジャーや、特色のある地産地消の料理を楽しむことができます。
星野リゾートが日本系の代表的なホテルとして有名でしょう。
また、リゾートホテルの変形のアーバンリゾートホテルは、さまざまなテーマに基づき、都心部周辺に位置しているものの、都会の喧騒を忘れてリゾート気分を味うことのできるホテルのことです。
和を取り入れたアマン東京や、ヨーロピアンが体現できるウェスティンホテル東京等があります。
3.ビジネスホテル
ビジネスホテルは、繁華街や駅前に位置するビジネスマンの出張のために作られたホテルです。
ビジネス利用が多いため、シティホテルなどと比べるとシングルルームの客室割合が多いのが特徴です。
宿泊に特化している為、必要最低限のサービスしか提供していないところがほとんどでしたが、近年では一流の寝具を揃えたり、豪華な朝食をサービスしたりとシティホテルに匹敵するような充実したホスピタリティを誇るビジネスホテルが主流となってきました。
その結果現在ではビジネスユースだけではなく、ファミリー層やカップルなどの観光目的にも広く利用されています。
東横INNや相鉄フレッサインホテル等が代表的です。
4.カプセルホテル
カプセルホテルは、カプセル状の簡易ベッドを提供しているホテルで、厳密にはホテル営業ではなく、簡易宿所営業となります。
しかし日本ではホテルとして扱われているところがほとんどで、ホテル予約サイトなどでもほかのホテルと変わりなく掲載されています。
出張や終電を逃した男性客が主流ですが、最近では女性客のニーズにも応えるべく女性専用のカプセルホテルや、女性専用フロアを用意するところも増えてきました。
また、昔は、狭くて寝るだけのスペースしかないとか、酔っ払いが多いといったマイナスのイメージが強くありましたが、近年ではデスク付きで広々とした清潔なタイプのものも全国に展開しており、リーズナブルに泊まりたい若い世代を中心に需要が伸びています。
ファーストキャビンや安心お宿等が急成長中です。
ラブホテルとのそもそもの違いはどこにあるの?
上記の1~4のホテルは、規模、立地、コンセプトは異なるものの、全て旅館業法と飲食業法という許可を取得して営業されています。
一方多くのラブホテルは、旅館業法と飲食業法に加えて、風営法の許可を得て営業しています。
また、呼称ですが、暫く前までは、「ラブホテル」と呼んでいましたが、現在は「レジャーホテル」もしくは「ファッションホテル」「カップルズホテル」と呼ばれることが多いようです。
現在、全国に6000ヶ所程度あり、その70%程度が風営法の許可を得ているといわれています。
風営法は、正式には「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」と呼ばれています。
この法律は、善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、風俗営業及び性風俗関連特殊営業等について「営業時間」、「営業区域等」を制限し、及び年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とされています。
その為、こちらのラブホテルって何歳から入れるの?の記事でも書いた通り18歳以下の利用は規制されています。
皆様ご承知のキャバレー、ソープ、デリヘル、パチンコ店等も同じ風営法で18歳以下の利用が規制されており、大人の遊び場として位置づけられています。
レジャーホテルも、同様でフロントを介さなくとも入室出来たり、大人の玩具を購入出来たり、大きな鏡が設置されていたりと大人の遊び場としての仕掛けが可能です。
当然、風営法の許可を取得していないホテルは、大人の遊び場としての仕掛けは規制されており、年齢規制なく、大人が子供を連れて利用できることになります。
まとめ
今回は、ラブホテルと普通のホテルの違いについて、詳しく解説してみました。
一口にホテルと言ってもいろんなホテルがありますね。
用途に合わせて、選んでみるとよいでしょう。